マリオのひみつ



★ 「マリオ」の由来
マリオの名前の由来と言えば、ご存じ「NOAの倉庫番のおじさんがマリオに似ていたから」という理由。 元々マリオ初登場タイトルのアーケード版「ドンキーコング」が出た頃は、まだマリオは無名であり、 「ミスタービデオゲーム」や「ジャンプマン」などと呼ばれていた。 キャラクターの名前が決められたのは「ドンキーコング」がNOA(Nintendo Of America)に持ち込まれた時である。 NOAの倉庫で、数人のスタッフでストーリーの協議が行われた。 ストーリーはマリオの生みの親・宮本茂氏が考えた物で決まったが、問題はキャラクターの名前である。 タイトルにもなっている「ドンキーコング」の次に決められたのはヒロインの「ポリーン」だった。 これはスタッフのジェームス氏の細君「ポリー」を文字って付けられた名前である。 ちなみに日本では「レディ」という名が付けられ、GB版「ドンキーコング」で 日本でも「ポリーン」の名前が使われることになった。 そして残るは赤い帽子の主人公の名前である。 その時、倉庫のドアをノックしたのが”倉庫番のおじさん”ことイタリア系アメリカ人のマリオ・セガリ氏である。 マリオ氏は家賃の支払いが遅れていることを怒鳴りつけてきたのだ。 このちょっぴり太っているマリオ氏とゲームの主人公が似ていることから、「マリオ」と命名されたのだ。 ゲーム内で「マリオ」という名前が初めて使われたのはアーケード版「ドンキーコングJR.」。 ちなみに、宮本さんはマリオのことを「ミスタービデオゲーム」と呼んでおり、 色んなゲームで活躍できるように特に名前は付けなかったそうだ。


★ マリオの年齢は?
1981年、アーケード版「ドンキーコング」に登場してから今年(2005年)で24年になるマリオ。 ちょっと小太りで立派なヒゲをたくわえた彼は、一体何歳なのだろうか? 一昔前は「オヤジ」が定着していたマリオだが、数年前(N64時代)の雑誌か何かの宮本さんのインタビューで、 「マリオはあれだけ動き回ることができるから20代」と言っていた覚えがある。 その後か前か、講談社発行の「スーパーマリオ64 ヨッシーストーリー編2」で 「64編が始まってから6×4=24で24歳になっちゃったけど」というマリオのセリフがある。 マンガといえど、前の発言もあるし、このマンガは結構公式な設定を継いでいる部分があるので侮れない。 きっとこのマンガでは”20代”と”64”をかけた年齢にしたんだろう。 それに、最近のマリオは少なくても、ファミコンの頃よりは若いイメージがある。 今では「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のフィギュア名鑑に書かれていた「26歳前後」が一般的である (N64「大乱闘スマッシュブラザーズ」では「ナイスミドル」と書かれていたけど)。 ナゼ”26歳”という中途半端な年なのかはわからないが、宮本さんがマリオを作ったのが27歳の時だから、 それが関係しているのかもしれない。 マリオの年齢が”26歳前後”ということは、双子の弟のルイージも同い年であり、 ルイージと同い年のワルイージも同じ年ということになる。 他のキャラに関しては深く追求しないが、キノじいだけは「ペーパーマリオRPG」で60歳であることが明らかになっている。 ちなみに、年齢説は東京書籍発行「NEW HORIZON English Course 1」内の「多分35歳」があるが、 これは登場人物ケンの想像ということで。


to be continue...




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